第44回 賢い消費者には品格が漂う
今、日本人の心が乱れているのは「食の乱れ」とともに「言葉の乱れ」が大いに関係しているからではないかという指摘があります。
人間の体は、食べたものからでき、思考は、読んだ本や話す言葉で培われます。だから良書を読んだり、よい言葉を使うことが大切なのです。
しかも食事と、言葉。両方とも「口」に関係しているのです。心身によいものを食べれば、自然によい言葉がでるのです。
のぎヘンに口と書いて、「和」という字になります。のぎヘンの代表作物である「稲」を食べていれば、平和な心をもつことができるという意味でしょうか。
食べ物を粗末にしないで、お礼ととともに食べるのは素晴らしいことです。日本語にある「いただきます」と「ごちそうさま」という言葉。
これらは食べるものに対しての感謝を表していますが、きちんとしたものを感謝しながら食べていると、品格のあるふるまいすら生まれてきます。
賢い消費者になると生き方も変わってくる。
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