ホーム » インターネット コラム » 聞くチカラ » 第92回 第四のパート:インタビュー原稿を書こう!
インタビューのまとめ方

 
 

第92回 第四のパート:インタビュー原稿を書こう!
インタビューのまとめ方

 

 インタビューが終了すれば、あとは原稿を書くのみである。そしてせっかくインタビューをしたからには、ぜひとも素敵にまとめてみたい。「書く」という作業もとても大切だからだ。

 私はライターなので毎日書いているから、書くことそのものは、あまり苦にならない。しかし時々「私が書くのが大の苦手」「書くことができる人がうらやましい」といわれることがあってびっくりする。

 そのようにいう人が経理の専門家であったり、歌がすごく上手だったりする。私は経理など全くできないし、歌も好きだけど音痴だから上手に歌えない。だから経理ができたり、歌が歌える人は尊敬の目で見てしまうのだ。

聞くチカラ 書く 誰にでも得手不得手があるものの、書くことは自分の考えを整理する上でとても役に立つことなので、これを機にぜひとも書く習慣をつけてみたらどうだろう。

 それも小説などを書くのは難しくて私もとてもじゃないが書けないが、インタビュー原稿ならば、相手が話してくれたことをまとめるので、どんなに創造力が乏しい人でもある程度は書けるのではないかと思う。

 さて具体的な書き方の方法だが、例えば仕事で依頼を受けた場合、文字数が少ないときや、締め切り時間が迫っている時、あるいはインタビューをしている間にある程度、構成が決まっているときなどは、メモを頼りに書き上げることができる。その場合は、取材中にノートに書いておいた印象的な言葉が役に立つだろう。

 しかし文字数が多いときや、あるいは時間が比較的あるときなどは、テープを聴いたり、テープ起こしをすることもお勧めだ。テープ起こしをするときのメリットは以下のとおり、原稿を書く以外にもおもしろい発見がある。

1) 取材中に聞き逃していた思わぬおもしろい話や言葉を再発見することがある。時として、取材中は文章になるかしらと思って不安に思っていた話が、テープを聞いてみたら、そのまま文章になるくらいのすばらしい話だったり、取材中は感動の連続だったのに、いざテープを聞いてみると、まったく文章にならない場合などもあり、おもしろい発見に気がつく。またテープ起こしによって相手との楽しかった時間を再現でき、その人の人間性に再度、ふれて感動したりする。

2) 何度もいろいろな方に対する自分の取材のテープを聞いていると、自分の話し方のクセが見えてくる。好ましくないクセは気になるから、それを治すきっかけとなる。貴重なチャンスだ。自分の話し方や口癖のいやな癖というのは、なかなか人がいってくれないことでもあるので、ぜひとも、話し方の参考にしてほしい。

 
 
 

このエントリーをはてなブックマークに追加
Bookmark this on Yahoo Bookmark

Comments are closed

Sorry, but you cannot leave a comment for this post.