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第87回 インタビューの申し込み

 

 インタビューを依頼した時点から、すでにインタビューは始まっている。依頼書は心を込めて、相手に何を聞きたいのかきちんと書いてあれば、それほど形式にこだわらなくてもよいように思う。

 この時、インタビューをするのは、あくまでも「こちらの都合」ということを忘れてはいけない。相手は別にインタビューをされたいとは思っていないかも知れない。

 とても忙しいにもかかわらず、厚意で受けてくださることを考えれば、相手の時間を奪っているわけだから、それをきちんとふまえ、礼儀正しく、謙虚に、感謝を込めてお目にかかり、インタビュー中、あるいはインタビューが終わった後も、相手が「よかった」と思ってくれるように大切な時間を作り出していく必要があるように思う。
 

事前準備

 一般的に事前準備は周到にしておくことが望ましいといえるだろう。しかし万が一、できていなくても、聞き手の謙虚な気持ちがあり、聞きたいことの趣旨を情熱的に伝えれば、喜んで話してくださる方が多いように思う。

 資料を読んで、知った気分になり、先入観をもって未熟な質問や無礼な質問をするほうが、かえって迷惑になったりすることもある。相手はその分野に関しては専門家なのだから、常に新鮮な気持ちで、まっさらな状態で、すべてを受け入れ、教えていただくという姿勢のように思う。
 

インタビューの前

 インタビューの時間は真剣勝負。平均2時間の間、時としては15分くらいしか時間がもらえなかったり、延々数時間に及ぶインタビューもあるが、その間、いかに相手と一体化できるかを考える。

 ただし緊張しすぎてもいけない。リラックスも大切だ。あまり緊張しても、リラックスしてもよくない。バランスが大切である。

 かつて大御所といわれる歌手や俳優などを取材したとき、舞台に出る前に観客に手を合わせるという話を聞いたことがある。

 このような気持ちと同じで、まだ会っていないときからインタビューは始まっていると考えたほうがよい。

 待ち合わせ場所に行くときも必ず早めにいって、気持ちを落ち着けること。できれば相手より早く到着して出迎える心構えが大切である。ホテルやレストランなどの場合は、少し早めにいって洗面所で顔なども整えておき、もし洗面所の位置などを相手に聞かれてもすぐに答えられるようなツアーエスコート並みの心配りが必要だ。
 相手が顔なじみで日頃会っている人の場合でも、インタビュー時は気を引き締め、初めて会うような気持ちで話を聞くほうが、より収穫のある話が聞けるように思う。
 
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