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第60回 手放してしまえば楽になる

 

許すことと同時に、人生を楽にするために必要なのが、「手放す」ことだ。自分のもっているものを手放す癖ができると、本当に軽くなる。

そもそも私たちは、無駄なものを多く持ちすぎている。周辺を見回しても不要品に囲まれている。ものばかりではなく、心の中にもいらない感情が多くある。

またひとたび手にしたものを、いつまでたっても手放さない癖がある。以前、猿を使った実験の話を聞いた。

口がつぼまった瓶の中にたくさんのサツマイモを入れておく。すると猿が来て、そのサツマイモをとるのだが、自分でたくさんつかんで瓶から出そうとすると、手からはみ出たサツマイモがじゃまをして出すことができない。

どうにか出そうとするのだが、たくさんつかんでいるから取り出せない。しかしひとたび、欲張ってつかんだものを手から放ち、1本の芋をつかめば、ツボから出すことができるのだ。

 この猿が欲張りだと笑ってはいられない。私たちも結局、この猿と同じことをしている。あれもこれも、とほしいものを手にしっかりと握りしめ、瓶の中から手を出せない状態だ。
聞くチカラ 手放す

手を自由にするならば、もっているものをすべて手放してしまえばよい。そして後はひとつづつ必要なものだけを、とっていけばよいのに、自分だけでは使い切れないようなものをたくさん身の回りにおい
ておくので、ごちゃごちゃしてわからなくなる。

考え方にしても同様だ。あれもこれもとごちゃごちゃしているので、何がなんだかわからなくなってしまう。あれもほしい、これもほしいという欲望を整理すれば楽になる。

これは不思議なことに人の話を聞くことでよくわかってくる。誰でも人のことはよくわかるが、自分のことはわからない。だから人の話しを聞いて、自分のことを知ることだ。そのためには人の話しを聞くことがとても役に立つのである。

 

 

 

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