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第48回 環境汚染となるマイナス会話

 

 母国語ではない外国語などを話すときは、ひとたび考えて話すが、母国語を使うときに、いちいち、頭の中で考えたりはしない。だから自然と口に出している言葉というのは、その人の意識の現れに近いものが、流れ出てくることになりかねない。

 もしマイナスなことばかり口に出している人がいれば、その人の心はかなりマイナスに傾いている状態だ。意識というものが気体だとすれば、言葉という液体になって流れ出ている状態だといえばよい。それを書いて残せば、固体となる。

 もしマイナスの意識を垂れ流ししていたとしたら、これは、一種の公害でもある。なぜならば、怒りやねたみ、そねみの感情はその場の空気を汚してしまうからだ。
 ある占い師の友達に聞いたことがある。ねたみや恨みの感情がたくさんあるクライアントが、愚痴や文句をたくさんいって帰ったあとは、その方のオフィスの植物が枯れてしまうというのである。

 その占い師は、目に見えないものをキャッチする能力があるようで、例えば喫茶店などで話しをしていると、「あ、あの人たち、変な話しをしている。気が臭い」といったりする。遠くにいて、話しの内容はわからないのだが、確かに話しているそぶりや顔つきを見ると、いい話しをしているようには見えない。

 本人は気がつかないのだが、自分の意識は常に外に現れている。顔つき、言葉、しぐさを見れば一目瞭然。人相学者でなくても、ある程度、その人のことは、わかるだろう。

 否定的な会話をしている人の様子を見ていると、人やものの悪いところをほじくりだし、それに対して長い時間検討し、過去にああすればよかった、こうすればよかったといい、未来はどうなるのだと憂えて、そもそも、これはあの人がいけなかったんだ。あの会社のせいだとか、この社会が悪いと言い出す。
聞くチカラ 鏡
 このような会話をしているときの自分の顔をみてほしい。なんと醜い顔をしているのだろうかと、唖然としてしまうはずだ。たぶん、口元はゆがみ、瞳はいじわるそうにとがっている。

 もし友達とマイナス会話になったら、すぐに鏡を見てほしい。自分は気がつかなくても、ひどい顔を相手は見ていることになる。聞き手は目撃者でもある。ためしに、そのような話しをしているときの、相手の顔をみると、やはりいじわるそうな顔になっているのに気がつくだろう。
 おもしろいのは、マイナスな話しをする時は声をひそめ、顔をよせ、手をほおにつけて、相手の耳にひそひそ話す。声のトーンがどんと落ちる。
 自分がマイナス言葉を使っていると思ったら、すぐに切り替える方法を考えたい。




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