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言葉の概念はこんなに違う

 
 

第46回 第3のパート:話す力:聞き上手は話し上手
言葉の概念はこんなに違う

 

 聖書では「はじめに言葉ありき」という。私たちも人に何かを伝達するために「言葉」という重宝な手段をもつことによって、文化が継承され、さまざまな文明が栄えてきたといえるだろう。

 日本語の言葉に宿る言霊については多くの研究者もいる。さらに言葉は本当に役にたつものだ。言葉がなければ、なかなか自分の意志を伝達できない。しかし、役に立つだけに、両刃の剣でもある。
聞くチカラ 聖書
 というのは、まず、ひとつ、言葉に頼りすぎてしまうことがある。言葉を頭で理解して、感情を忘れてしまうことがある。すべて言葉で処理して考えるが、感覚的には感じないことがある。

 時には頭の中で、言葉では理解するが行動に至らないことがある。頭で理解はできているから、自分ではわかっているつもりになっているのだが、いざ行動してみたら全くわかっていなかったと愕然としてしまうこともあるだろう。

 また一人一人の言葉に対する観念が違うために、ある言葉にたいしては、肯定的な意味で考えている人と否定的な意味で考えている人がおり、そこでコミュニケーションギャップが生じてしまうことがある。

 同じ「赤」という色をさしても、相手は鮮やかな赤をイメージしているかも知れないのに、自分はくすんだ赤をイメージしている可能性もある。言葉そのものだけで、自分の尺度を用いて確信するのは危険なこともあるのだ。

 こちらは良い意味で使っているのに、相手は悪い意味でとっていて、コミュニケーションがぎくしゃくしてしまうことも時にはある。

 褒めたつもりで使った言葉が、相手にとっては不快になる言葉だったりすることもあるのだから、言葉は本当に難しい。




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