ホーム » インターネット コラム » 聞くチカラ » 第38回 話しをよい方向にリードすること

 
 

第38回 話しをよい方向にリードすること

 

 犬の散歩を通じて知った聴き方のコツがある。犬を散歩させるときは基本的に、犬の行きたいように歩かせているのだが、時として犬が危険な方向に行きたがったり、不潔なもののそばに行こうとした時など、リードを強く引っ張って方向を変えることがある。

 私は、犬の散歩をしながら、これって神様というか、宇宙というか、守護霊様のようだと思うことがある。というのも私たち人間が自分で考え、自由意志で行動をするために、神様というか、宇宙というか、ハイヤーセルフというか、守護霊様のような存在(大いなる存在としておこう)は、人間の自由意志に任せてくれる。
聞くチカラ リード
 しかし何か道にそれたことをしそうになったり、何か違う方向に行こうとしたときに、リードをぎゅっと引っ張って、そちらに行かないようにしてくれているのだ。何か事件が起きたり、病気になったり、問題が起きたりして、方向性を改めさせてくれるように思うからだ。

 大いなる存在がああしろ、こうしろと人間に指図するのではなく、人間の自由意志に任せて、その人が自分の意志で成長できるように見守り、間違った方向に行きそうなときのみ、警告してくれるように思う。話を聞くときもこれと同じように考えたらどうだろうかと思うのだ。

 相手の話については、いい悪いの判断なしに、すべて偏見のない心で聞く。しかしあまりに愚痴の世界や、批判や自己憐憫の世界に入ってしまいそうだったら、ちょっと方向修正をしてあげる。

 例えば、ふと外を見て、「あ、こんなにきれいな花が咲いていますよ。もう春なんですね。生命力ってすばらしいですね」といった具合に、自然の美しさを思い出してもらったりするのはどうだろう。

 犬のリードのように、普段は自由に。しかしきちんと方向性を間違わないようにしてあげることもコツなのである。




このエントリーをはてなブックマークに追加
Bookmark this on Yahoo Bookmark

Comments are closed

Sorry, but you cannot leave a comment for this post.